リリカルバンビのバンマス俊山晶子さんと彼女が長年通っている詩学校の師匠の三上寛さんとが昨年ツインCDをリリースされた。その記念ライブが4月2日名古屋バレンタインドライブで行われた。三上寛さんとは初対面の初共演。リリカルバンビはこれで3回目の共演である。
リリカルバンビ(俊山晶子・岸田コーイチ・田村剛志・かつふじたまこ)とは、大阪の創徳庵(この3月末に閉店)と名古屋のKDハポンで共演しているので、曲もキーもコードも知らなくても(勿論譜面も歌詞カードも無くとも)なんとなく一緒に吹ける。3回目の曲もあったと思うけれど、曲調がわかっているので見通しをもって楽しんで共演できた。
三上寛氏とは結果的に全曲氏の弾き語りにサックスの音を絡ませて(絡めていたのか?)いただいた。曲名はもちろんどんな曲なのかも全くわかってない状態で吹くということで、キーや音階を探りながらフレーズをつくっていくのだが、歌伴の経験が皆無な自分はでそういった演奏能力が無く、こういう音楽の演奏に長けた方ならもっといい感じで吹けたことだろうと思う。音を探りながら演奏してることは聴いておられた方も気づかれたことだろう。赤面である。自分の出している音への集中と三上さんの強靭なエモーション放つ唄声への集中に、全神経を投資して(録音を聴いたらリリカルバンビとの共演も含めトータルで)2時間以上吹いていたことになる。体が基本であるなあ、何事も。