Review: 山沢輝人×Meg デュオ 臨時参加@天

9月29日の「山猫軒」での演奏後、毛呂山町のホテルに泊まり、翌30日は台風24号の影響で交通機関がストップしないうちに帰宅するつもりで、前夜共演した山沢輝人氏に中野駅まで車で送ってもらい、そこから東京駅まで行く。そこまでは良かった。

東海道新幹線の改札に着いたら、午前9時過ぎた時点で、東海道新幹線は東京から三島までしか運転しておらず、それより西へは在来線を乗り継いで行け、という事だった。駅員に岐阜羽島までどのようにしたら行けるのか尋ねると、首を何度もかしげ只々唸るばかりで、見ていてちょっと気の毒になり、今日中には帰れないということですね?と、駅員を質問から解放する。

ちょうどこの日は、14:40から荻窪で藤山裕子さんと照内央晴さんの2台のピアノによる即興デュオが開催されるので、それを聴いて、夜は「天」(阿佐ヶ谷)でのライブ(山沢輝人×Meg デュオ)に急遽混ぜてもらって出演することになった。宿泊ホテルは何とか確保。

この夜は20:00以降、都内JR全線がストップするということもあって、集客ゼロを覚悟で3ユニットが熱演(予定したもう一つのユニットは交通事情で出演できなくなった。集客はゼロではなかった。)

こういう気圧の変動が激しい天候にあっては、人間の精神状態も不安定になり、ときに名演が生まれたりすることがあるらしい。我々の演奏が始まって30分を超えた時点で、出す音が浮かんでこなくなったので、あとは山沢さんとMegさんで締めくくってもらおうとステージで立ちすくんでいた。演奏はその後も10分以上は続いただろうか? ただ立ったまま演奏が終わるのを待つほうが演奏するよりしんどいことがわかった。

yanagawa Meg

yanagawa yamazawa up