2018年12月14日(金) なんや(名古屋・御器所)
<ラビリロイ>の名古屋巡業2夜目は、なんやで予定していた野道幸次さんと柳川のデュオとのジョイントという形で行った。巷は忘年会真っ盛りの金曜の夜。お客さんにギターの小林雅典さん、トランペットの長坂均さんの顔も見られ、ギタリスト同士、トランぺッター同士の出会いもあって良かった。
野道さんとの共演歴はもう4~5年になるが、デュオでなんやでやるのは2回目である。お客さん無視して好き放題吹きまくるという傍若無人デュオ。この日のデュオは、静と動、柔と剛、疎と密、清と濁、加速と減速、弛緩と緊張、「じらし」と「せかし」・・・・といったコントラストある駆け引きが面白かった。後半はお互い全力疾走というか、アクロバティックな技の応酬といった感じ。爽快な30分一本勝負であった。
<以下、なんやの店主のPUYOさんのコメントを拝借>
なんや昨日のライブ ラビリロイ / 野道幸次+柳川芳命
ラビリロイ、ギターのルイ君とトランペットとバスクラリネットを持ち替えるラビ君のユニット。金管と木管の両方を吹く人は極めて珍しい。聞いてみたら、結構大変らしい。この二人、演奏に無駄な音がない。音に思いがこもっているんだろうね。緊張感のある、どっしりした演奏。続く野道君と柳川さんの演奏は、野道くんのテナーサックスが朗々としていて心地よい。柳川さん、お互いの駆け引きから離れた時、爆発的なソロをした。印象的だった。最後に4人での演奏。4人の音が、それぞれ出過ぎず、調和が保たれていて、良く聞こえて、しっかり聞けて、楽しかった。
いつも温かいコメントありがとうございます。明日への糧とします。