Review:哲太陽+Meg+柳川@TINS HALL

2020年10月4日(日)大阪・天王寺 TINS HALL

哲太陽さんをはじめとする「ザ・ブラックボックス」の企画によるイベントに出演させてもらった。いろいろな人たちが出演していたが、15時ごろに店入りしたので、最初のほうのパフォーマンスはあいにく参観できなかったが、それ以降の出し物(例えば、昭和ポップスを歌うお姐さんデュオ、右手を失って義手でギターをかき鳴らしてソウルフルな歌を聴かせてくれたお兄さん、ラップミュージックのお二人、ブルージーなロックバンド、ハードなノイズと女性ボイスのデュオ、フリージャズ、クリスタルなサウンドのギターソロ、など多種多様なバンドが、約30分の持ち時間で次々と出演。)には飽きる暇が無かった。よくこれだけの人たちを集めたものだと感心。

17時過ぎに、ベースの哲太陽さん、ドラムスのMegさんとトリオで出演。正味20分の濃縮された全即興曲を1曲。いろんなジャンルの演奏者たちが聴いてくれる中で、飽きられない・見放されないような即興演奏をしようと、自分の中ではちょっといつもと構えが違った。ここはひとつ力で押して圧倒するしかない。が、20分間そればっかりでもなあ・・・。と思っていたら、ベースとドラムが、スローでヘビーな感じのビートを出してくれて、ダークなロック風の音楽になる。かつてはハードロック少年だった自分もこういうのは血が騒ぐ。好き放題吹かせてもらった。

聴く人の集中力はせいぜいもって15分ぐらいかなと思う。いくら新奇で面白いものに惹きつけられても、それぐらいになると客席から私語が聴こえたり酒を注文したりと、「わかった、もういいよ」いうような雰囲気が気配でわかる。というわけでやや早めにエンディングに向かっていった。以心伝心のメンバーであるのでお互い察知し合って、絵に描いたようなベタな大団円のエンディングでもなく、「え、終わり?もっとやるの?」と探り合って終止感の無いエンディングでもなく、3人それぞれ「はい、言いたいことは全て言いました!」という感じのエンディングになった。

帰りの電車の時刻が迫っていたので、最後の「ブラックボックス」のパフォーマンスを見ることができなかった。顔の赤い人、緑色の人、黒い人などが、きっと狂喜乱舞するステージだったことだろう。