Report:サカオケンジ展+舞+音@のこぎり二

2021年2月7日(日) 愛知・一宮市 のこぎり二

・KAORU(舞) Meg Mazaki(ds) 柳川芳命(as)

・サカオケンジ(作品展示)

サカオさんがFBにアップした「のこぎり二」展示の作品を見て、「この前で演奏してみたい」とコメントを入れたことがきっかけで、このイベントが実現した。以前(2018年5月末)にも、このスペースで、タナカえんさんのパフォーマンスと共演したことがあったが、そのとき「またいつかここでやりたい」と思いつつ随分月日がたった。

愛知県一宮市は毛織物工業が地場産業で、のこぎりの歯のような形をした屋根の毛織物工場はこの地帯に数多く残っている。そのかつての工場を当時のまま残し、アーティストの共同アトリエ、あるいはイベント会場にしたのが「のこぎり二」である。(「二」はどこから来たのだろう?)

サカオさんの作品は「古事記」を題材にしたもので、「アマテラス」というメインの作品の前で即興パフォーマンスをしようと思った。この作品にふさわしい舞を舞うKAORUさんに声をかけ、即承諾を得た。このスペースには常設の古いドラムセットがあることから、ドラマーのMegさんに声をかけた。KAORUさんとMegさんは昨年秋に、酒游舘での藤山裕子さんツアーライブで共演しているので適役と思った。

当日、14:00から約30分、休憩をはさんで14:45から約30分の2ステージ構成になった。最初のステージで、ゆったりとした演奏から始まったが、終盤はかなりヒートアップしてすべて出し尽くした感があった。セカンドステージでやることがあるかな?と思ったが、Megさんのサンダードラム(嵐の前の不穏な音が出るもの)のソロに始まり、次に無音の中でのKAORUさんの舞が続く。タイミングを見計らってサックス(というより息の音)とドラムが静かに入り、徐々にエキサイティングな乱舞と音の渦になる。けっこうドラマティックな展開になった。わかりやすいと言われればわかりやすい展開だが、エンディングの大団円の感覚をお客さんと共有したいと思った。やはり、カタルシスを会場に居合わせた人たちと分かち合いたい。

会場に来てくれた地元テナーサックス奏者の渡辺敦さん、正面で熱心に撮影してくださった五十住さんの写真を、以下織り交ぜて掲載します。サカオケンジさんの作品ともどもご鑑賞ください。